13日(金)に水害を想定した避難訓練をおこないました。
保育園の前には用水路があります。
大きな用水路ではないため、豪雨が数時間降り続けるとあっという間に水かさが増してしまいます。
実際に過去数回氾濫したことがあり、保育園の玄関近くまで水が押し寄せました。
そのときはお預かりしていた園児たちが帰ったあとに発生したため、大事には至らなかったことが幸いでした。
しかし、気象変動によりいつ何時ゲリラ豪雨が発生し、氾濫してもおかしくありません。
今回はその用水路が大雨により氾濫した想定でおこないました。
訓練前には避難するときの約束を確認します!
お おさない
は はしらない
し しゃべらない
も もどらない
園児たちは静かに座って、保育者のお話を聞きます。
ひとつひとつのお約束の後に「はーい」や「うんうん」とうなづく姿が見られました。
他の保育者は必要な防災グッズが入ったリュックを準備します。
このリュックの中身は定期的に点検をおこない、安全・衛生面を守ります。
そして、避難経路を再度保育者同士で確認しました。
今回は水害による避難訓練。
保育園は1階にあるため、少しでも高い2階へ避難します。
2階へ向かう階段は大人用にできているため、小さな園児にとっては1歩1歩が大変です。
それでも自分の力でのぼりきる姿に成長を感じました。
さらに、あまり行くことがない2階には、きっと気になるものがたくさんあったかもしれません。
教えてもらった約束を守り、静かに安全に避難することができました。
避難場所の安全および園児の点呼をして、避難訓練は終了です。
「みなさん、静かにとっても上手に避難できましたね」
「すばらしいです!」
保育者からたくさんの褒める言葉を聞いて、園児たちは誇らしそうでした。
本当によく頑張りましたね。
保育者同士でも今回の避難訓練について、話し合いをしました。
事前確認した内容と実際の訓練内容を照らし合わせて、意見交換をおこないます。
ただ避難訓練を実践するのではなく、常により良い安全な避難ができるように向上させていくことを心がけています。
ほほえみキッズ園は全ての園で、月に1回あらゆる事態に備えた避難訓練をおこない、万が一何かあったときのために備えています。
今後も訓練を継続して子どもたちの安全を守れるよう努めたいと思います。